高齢化が進む昨今、在宅医療のニーズはますます高まっています。医師、訪問看護師、施設スタッフやケアマネジャーと連携し、患者さまのご自宅や各種高齢者施設を訪問、お薬のお渡しを通して、薬剤管理、お薬に関するご説明や相談に応じています。

少子高齢化が急速に進むにつれ、在宅医療のニーズが増加しています。介護に関しては、大多数の方が病院等の医療機関ではなく、自宅や介護老人福祉施設等での介護を希望しておられます。

地域包括システムのなかで、ケアマネージャーと密に連絡をとりながら、医師、看護師、介護士と連携して、患者様がより快適に、ストレスなく自宅で療養生活を送れるよう、私たち薬剤師がお手伝いをしています。なるべく他職種の訪問のない日に伺って、患者様が一人になる日が少なくなるよう配慮しています。ご自宅の中に入るので、様々な方面からの配慮が必要となりますが、薬剤師にとっては最も患者様に寄り添える時間となります。体調変化があったら速やかに主治医に連絡し、副作用が出た場合やアドヒアランスが悪い場合は用法の変更を提案するなど、薬学的知識に基いたアプローチを行い、チーム医療のなかで役立っています。